うまくいかない人生も“的中”なのか?──尾田栄一郎の一文が突き刺さる理由
え?じゃあ、うまくいかない人生も“当たり”なのか?
この世は、
思った通りになるのだそうで。思った通りにならないよと
思っている人が、
思った通りにならなかった場合、思った通りになっているので、
やっぱりそれは、
思った通りになっているのだそうで。― 尾田栄一郎
初めてこの文章を読んだとき、
頭を殴られたような感覚があった。
え、待って。
じゃあ今の自分の現実って、
全部「的中」してるってこと?
- うまくいかない予感
- どうせ無理だろうという諦め
- 期待しないほうが楽だという逃げ道
それ全部、
ちゃんと当たっているだけなんじゃないか。
「どうせ変わらない」と思ってきた自分へ
正直に言うと、
私はずっと「思った通りにならない側」の人間だと思っていた。
- 頑張っても評価されない
- 願ってもチャンスは来ない
- やりたいことはあるけど現実が許さない
……そう思っていた。
でもこの文章を前にすると、
その立ち位置そのものが、
もう“思考の選択”だったんじゃないかと気づかされる。
「変わらない」と思っていたから
「変わらない現実」を
丁寧に、忠実に、生きてきただけ。
問題は努力不足じゃない、「設定」だった
マーフィーの法則ってある。
「失敗すると思っていると、なぜか失敗する」
あれ、ただの偶然じゃない。
脳は、
自分が信じている前提に合う情報だけを集める。
潜在意識は、
「これは現実だ」と思ったものを
疑いもせず実行し続ける。
つまり——
現実は、思考の“答え合わせ”なんだ。
努力しても報われないんじゃない。
最初から「報われない設定」で
人生をプレイしていただけ。
ルフィは「勝つ」と決めてから、殴りに行く
漫画家らしい表現だな、と思った。
尾田栄一郎先生は、
難しい自己啓発用語を一切使わずに、
この真理を一撃で描いている。
ONE PIECEの世界で、
ルフィは「負けるかも」と考えながら戦わない。
- 勝つ
- 仲間を守る
- 海賊王になる
先に“決めて”から、現実を追いつかせる。
だから読者は、
「無理かも」じゃなく
「いける気がする」と感じる。
物語として読んでいるはずなのに、
気づけば自分の人生の話になっている。
今日からできる、たった一つの思考実験
大きなことはしなくていい。
ただ一つだけ、
自分に問いかけてみる。
「これがうまくいかないとしたら、
私は今、どんな前提を信じている?」
そして、こう書き換える。
- 「今回はうまくいく前提で動いてみよう」
- 「少なくとも、悪くならない前提でやってみよう」
潜在意識は、
この“前提変更”にとても弱い。
行動が変わり、
選ぶ言葉が変わり、
見える現実が静かに変わり始める。
思考は現実化する、でも“気合”はいらない
ポジティブでいなきゃいけない、
強く信じなきゃいけない。
そんな根性論じゃない。
ただ、
無意識に選んでいた「負け筋」を手放すだけ。
尾田栄一郎先生のこの文章は、
「人生を変えろ」と言っていない。
「もう、当たってるよ?」
と静かに教えてくれているだけだ。
まとめとして、自分に言っておきたいこと
- 現実は、思考の結果発表
- うまくいかない人生も、実は“的中”
- 設定を変えれば、展開は変わる
- 物語は、いつも主人公の思考から始まる
……さて。
次の一手を、
どんな前提で打つ?
それを決めるのは、
他でもない、自分自身だ。


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