尊敬できる人が身近にいないという現実
メンターについて考えたとき、まずぶつかる壁がある。
「尊敬できる人が、身近にいない」という事実だ。
そもそも、そんな会社にいる意味があるのか。
そんな問いはいったん脇に置くとして、もっと根源的な問題がある。
自分は今の自分が好きか。
自尊心を持てているか。
人生を、ちゃんと「楽しい」と言えているか。
答えが曖昧なら、外に答えを探しても意味がない。
まずは自分を「なりたい自分」に変える必要がある。
もし、あのメンターだったら、どう考えるだろう?
そう考えるようになった。
架空のメンターたちがくれた思考の型
ブランドン・ウォルシュ(ビバリーヒルズ青春白書)
会話にリズムがあり、自然に出てくるジョーク。
無理にウケを狙わないのに、場の空気が軽くなる。
ブランドンの魅力は、「余裕」だ。
自分を大きく見せようとしない。
でも芯は強い。
パトリック・ジェーン(THE MENTALIST)
あっと驚く視点、鋭い洞察。
相手を驚かせ、楽しませ、時に騙す。
彼はただ頭がいいのではない。
人間そのものを観察し、理解し、受け入れている。
ベルトール(2099魔王)
命をかけて責任を取る覚悟。
自責思考とポジティブ思考の融合。
何度でも立ち上がり、撃たれ強く、新しいものを取り入れる柔軟性。
器の大きさが、まるで違う。
上に立つ者とは、強さの象徴ではなく、覚悟の鏡なのだ。
いい年して中二病?それでいい
正直に言おう。
これは中二病だ。
だが、それでいい。
なりきる。
憑依させる。
「今の自分」ではなく「理想の自分」で世界を見る。
退屈しない。
人生が、少しだけ物語になる。
ここからが本題:現実を変えるための解決策
ここまで読んで、「面白いけど現実的じゃない」と感じたなら、それは半分正しい。
だが、半分は間違っている。
重要なのは、キャラクターを崇拝することではない。
彼らの「思考パターン」を借りることだ。
① 判断に迷ったら「代理思考」を使う
何か決断するとき、こう問いかける。
「この状況で、ブランドンならどう振る舞うか?」
「パトリック・ジェーンなら、何に気づくだろう?」
「ベルトールなら、どう責任を取る?」
これは逃げではない。
思考の補助輪だ。
② ロールプレイは「感情」を先に変える
人は論理より、感情で動く。
なりたい自分を演じることで、感情が先に変わる。
背筋が伸びる。
声のトーンが変わる。
言葉選びが変わる。
結果として、行動が変わる。
③ 自尊心は「積み上げ型」で回復する
自尊心は、突然戻らない。
小さな成功の積み重ねでしか回復しない。
- 今日は一つ、気の利いた一言を言えた
- 相手の嘘に気づいた
- 責任から逃げなかった
それだけでいい。
自分との信頼残高を増やしていく。
④ 「尊敬できる人がいない環境」を逆利用する
尊敬できる人がいない職場は、不幸だ。
だが同時に、自由でもある。
誰にも縛られず、誰のコピーにもならず、
自分だけのメンター像を作れる。
最後に:人生を退屈させない責任は自分にある
現実は、急には変わらない。
会社も、人間関係も、劇的には動かない。
だが、自分の「解釈」だけは、今日から変えられる。
中二病でいい。
なりきっていい。
物語の主人公になっていい。
尊敬できる人がいないなら、
理想を集合させた「もう一人の自分」をメンターにすればいい。
人生を退屈させない覚悟を持つこと。
それが、最初の一歩だ。


コメント